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オフィスの「 WEB会議ブース (ワークブース)」の有効性と「遮音性能」について

2026/02/10

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オフィスの「 WEB会議ブース (ワークブース)」の有効性と「遮音性能」について

オフィス ワークブース(WEB会議ブース) は、Online会議が増えた時代に必須の設備です。本記事では オフィス WEB会議ブース(ワークブース) の導入効果と遮音性能の選び方について、CRAFTECが解説します。

「 WEB会議ブース 」の有効性と「遮音性能」について
活気あふれるベトナムのオフィス環境、Web会議の際、「周囲の話し声がマイクに入ってしまう」「機密情報の会議をする場所がない」「会議室の争奪戦に疲れた」こんな経験をされている方は多いと思います。今、ベトナムの日系企業で、この課題を一手に解決できる「 WEB会議ブース 」の導入が加速しています。なぜ今これが必要とされているのか? 一番気になるのは「防音性能」への疑問について、弊社実測データ(D値計測)を元に解説します。
1. なぜ今、ベトナムのオフィスに「WEB会議ブース」が必要なのか
Online Booth

CRAFTECオリジナル ワークブース (4名用)- I-GLOCAL様 –

 

【Point 普及の背景】
現在、ベトナムの日系オフィスでWEB会議ブースの設置が急増している最大の理由は、「コロナ禍を経たハイブリッドワーク、の定着によるWeb会議の頻度の爆発的な増加」に対し、従来のオフィスのハード面が追いついていないことにあります。
【Reason 求められている理由】
ベトナムのオフィス物件は、音の反響やプライバシーの確保においては非常に脆弱です。 特に駐在員はマネジメントタスクが多く、日本本社との定例会議、ベトナム現地の重要商談、1on1面談など、「邪魔されたくない」「聞かれたくない」話題が多い傾向にあります。しかし、リモート参加による会議数の増加について、現在のオフィスのハード面で、会議室数が足りていないジレンマが重くのしかかってきます。
そんな状況下で、自席でヘッドセットをして会議に参加しても、隣席のスタッフが電話で大きな声で話し始めたり、その逆に周りが静か過ぎて、オンライン会議すら気が引ける。あるいは本末転倒ですが、人事評価や秘匿性の高い話をするためにオフィス外に出たことはないでしょうか?実は、ベトナムではこれが非常に多いのが実情です。
【Point:解決策としてのワークブース】
こうした「音」と「場所」のストレスを、大規模工事でなく解決できるのがWEB会議ブースです。「あと1部屋、会議室が欲しい」というニーズに、最も手軽で効果的に応えられるソリューションとして選ばれています。
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CRAFTECオリジナルWEB会議ブース(シングル用) – DHG様-

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CRAFTECオリジナルオンラインブース(4名用)-FUJIFILM様-

2. オンラインブース導入「3つのメリット」
WEB会議ブースを導入することは、単に「個室ができる」以上の経営的・実務的メリットをもたらします。
会議効率の向上や集中して機密性の高い業務に取り掛かれることを考えれば、ブース導入は業務効率化への「投資」と捉えられるべきでしょう。
Online Booth

CRAFTECオリジナルWEB会議ブース(シングル用)-ASICS様-

【Reason:生産性と信頼性の向上】
メリット①:労動生産性UP 周囲の視線や雑音を遮断することで、短時間で深い集中状態に入ることができます。資料作成や重要メールの返信など、会議以外にも「高集中業務」にも適しています。
メリット②:コンプライアンスの強化 オープンスペースでは防げない「会話の盗み聞き(意図せず聞こえてしまうケース含む)」を物理的に防ぐことができます。コンプライアンスを重視する日系企業では非常に重要です。
メリット③:印象度のUP  静かなブース内の環境からクリアな音声で話すことは、会議に臨む姿勢について相手へ好印象を与えます。
Online Booth

CRAFTECオリジナルオンラインブース(6名用) – PERSOL CAREER TECH STUDIO様 –

3. 【実証実験】
本当に音は漏れないのか?「ピンクノイズ」テストの検証結果

音漏れ計測の様子。ベトナムでは音漏れ計測が行われることはほとんどありませんが、CRAFTECは計測を行い性能を担保しています。

 

【Point:感覚ではなく数値で見る】
「防音」と謳っても、実際どれくらい音が漏れないかは、メーカーや製品によって異なります。今回は、弊社が得意とする造作オンラインブースで行った「音漏れ検査(Sound Leakage Test)」のレポートをもとに検証します。テストは、人間の耳の聞こえ方に近い、公平な測定を行うために、特殊音源と計測アプリを使用します。ベトナムでは、WEB会議ブースとは名ばかりで、実際には防音性能が足りていないWEB会議ブースが沢山存在します。弊社も改良を重ねて現在の造作ブースのディテールに行きつきました。
【Example:テストのスペック】 2026年2月7日実施の測定
使用音源:ピンクノイズ(Pink Noise)
YouTubeの「Pink Noise 10min」を使用。ピンクノイズは「全周波数帯域にわたって均等に周波数が混ざり合った音」であり、低音から高音まで万遍なく防音性能をチェックするのに適しています。
計測アプリ:NIOSH SLM
 。信頼性の高い騒音測定アプリ「NIOSH SLM」を使用します。これは瞬時の音量だけでなく、等価騒音レベルなどを正確に測ることができるツールです。
測定方法:
隣り合った「ブース1」と「ブース2」の片方のブース内で大音量のピンクノイズを再生し、隣のブースへの音漏れを測定し、騒音の差分を算出します
【Point:数字によるアプローチ】
「なんとなく静か」という主観ではなく、全帯域の音を含むノイズを使って負荷をかけ、ブースの真の遮音性能を数字で証明していきます。
4. 「D値40以上」が示す、会話が“消える”レベルの静寂

【Point:測定結果と判定】
結論から申し上げますと、今回計測されたブースの遮音性能は「極めて優秀(Very low sound transmission)」という結果が出ました
【Reason:D値(音圧レベル差)の評価基準】
防音性能は「D値」で評価されます。これは「音源となる部屋の音(L1)」➖「受音室の音(L2)」の差で、基準は以下の通りです
 • D ≦ 15:会話の内容が聞こえてしまうレベル
 • D = 20〜25:会話は聞こえるが、内容は聞き取りにくいレベル
 • D ≧ 30:良好
【Example:実測データの詳細】
実際の計測結果を見てみましょう。
ケース1:ブース1で音を出した場合 ブース内で77.8dB(地下鉄車内や怒鳴り声のレベルの音量)のピンクノイズを再生した時、隣のブースは37.5dB(図書館や静かな住宅地レベル)まで減衰。 その差(D値)は40.3dBを記録しています
ケース2:ブース2で音を出した場合 同様にブース2で76.0dBを出した際、隣室への音漏れは38.4dBで、D値は37.6dBとなっています
【Point:ビジネスにおける意味】
基準値である「D=30」を上回る「37〜40」というスコアは、壁一枚隔てて大声で叫んでも、隣では「何か音がしているかな?」のレベルにまでオンラインブースが防音されていることを意味します。 通常のオンライン会議の声量であれば、隣のブースへの会話が漏れる心配はゼロと言ってよいでしょう。
まとめ
ベトナムのオフィス環境において、オンラインブースは「あると便利なもの」から、着実に「プロフェッショナルな仕事をするために必要なインフラ」になりつつあります。 実際、CRAFTECが手掛けるオフィスの半数以上の法人様は、弊社のWEB会議ブースを導入しています。今回のピンクノイズを用いた厳密なテスト結果(D値40.3)は、このブースが単なるブース風のBOX個室ではなく、確かな性能に裏打ちされた「静寂な空間」であることを証明しています。「音漏れ」問題にお悩みの皆さま、ぜひお気軽にご相談ください。

ベトナムビジネスの参考情報はこちらJETRO ベトナムビジネス情報

吉越 誠一郎

執筆者

吉越 誠一郎

会社名
CRAFTEC VIETNAM CO., LTD.
業種
オフィスの内装工事やコンサルティング、PM業務、コンセプトデザイン、ITやセキュリティソリューション等、オフィス構築に関わる業務全般に従事。
自己紹介
CRAFTEC VIETNAM代表。早稲田大学在学中からバーテンダー修行。バー経営で反響営業の本質を学び、その後10年間住宅建築の営業職に従事。2017年ベトナム移住。フロンティアコンサルティング・ホーチミン支店長を経て、2025年 CRAFTEC VIETNAM設立。現在までベトナムで日系企業200社以上のオフィス構築を担当。

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