Case

遅れていたハード面をオフィス移転で一気に解決  KOBO札幌支店

働き方の変革から取り残されていたハードとしてのザ事務所 オフィス移転のコンセプトデザインを担当するにあたり、従来型の  ' ザ・事務所 ' からの脱却が今回のテーマでした。旧オフィスでは、働き方がアップデートしているのに、ハード面であるオフィスが  ’ザ事務所’ のままで時が止まっているようでした。そこで、今回の移転を機に、旧態依然としていた事務所によくある’鄙びた要素’を今回の移転計画でできる限り払拭させたいと思いました。KOBO様の新しい札幌オフィスはフリーアドレス運用が決まっていました。移転先は60m²の変形区画であったことから、縦横の並行直角で構成される整然としたレイアウトを捨て、変形区画の短所をできるだけユニークな長所へ昇華させるため、一番大きなメインデスク島を斜めに配置し、デスク島の周りの壁沿いにフリーアドレスカウンター席を設けました。   ザ事務所からオフィスへ。アップデート感をより強く感じてもらいたい 床材はオフィスでは比較的珍しい無垢フローリング材を選定し、斜めのグループデスク島の向きに合わせ、斜め貼りとしました。天井はスケルトン天井を白く塗装して明るいインプレッションをキープ。変形区画は壁の色がより強い印象をもつため、落ち着きをキープしつつも空間自体に適度なポップ感をもたせたかったので、アースカラーの中からスモークブルー、ライトグレー、イエローの3色をキーカラーに選びました。   ソフトとハードの機能的な乖離をオフィス移転で解消 今回のご移転では、ソフトとハードが乖離している問題を大きく解決することができました。オフィス移転は、企業経営戦略上の重要なソリューションのひとつであります。フリーアドレスと変形区画を、好きな席に座れるカフェ的な心地よさをエッセンスに加えたことで、ソフトとしての働き方に比べて遅れていたオフィスのハード面を今回の移転でしっかりとアップデートできたと思います。

2025/12/01

オフィス内装

移転

あえてレセプションからスタッフの仕事が見えるつくりに   I-GLOCAL様

964m²の大規模リノベーション ベトナム最大の日系会計事務所 I-Glocal様のリノベーション工事を担当させていただきました。ROXタワー内の今回のリノベーションは、隣のテナントの退去を機に14階のフロア全体をI-GLOCAL様のオフィスにする計画でした。   コンセプトは<訪れるお客様に信頼していただけるオフィス> Contact Usナム駐在ビジネスパーソンであれば誰もが知っているベトナム最大の日系会計事務所ですが、日本国内の認知度に関してはベトナムほど高くないとお話をされておりました。そのため、日本から進出企業様がオフィスへ訪問される際に、このオフィスの規模と雰囲気を見てすぐに安心していただけるようなオフィスをご希望されていました。   あえてレセプションからスタッフの仕事が見えるつくりに 通常はレセプションからは執務エリア見えないようにつくるのが一般的ですが、今回はあえて見せるつくりとしました。レセプションエリアの壁に大きな横長の窓をくり抜き、訪問したお客様が待合いソファに座っている間、100名以上のスタッフが執務している光景をこの窓から眺められるようにしてみました。はじめて訪れた会計事務所のオフィスで、この社員数を見て安心していただけることを願っての仕掛けです。   おもてなしの一環として共用トイレも追加でリノベーション また、今回のリノベーションでは、会議室増設、執務エリアにオンラインブース増設、約50名のデスクの増設、パントリーエリア拡大、セミナーエリア意匠変更など、多機能なリノベーションとなりました。中でもフロアにある共用トイレもROX タワーの共用トイレは少し古さが目立っており、お客様が訪問した際にラウンジのようなオフィスの雰囲気とのギャップを感じないよう、共用トイレもレセプションと同じラウンジ感を保ちたいというお客様への心遣いによる追加工事となりました。   顧客第一主義を標榜。照明メーカーのお客様の器具を購入 レセプション、会議室、セミナールームは日系照明メーカーのオリンピア照明製品を採用されました。I-GLOCAL様のお取引様であるため、日系メーカーのオリンピア照明様の照明器具のご予算を度外視して採用されていたのも、顧客第一主義を標榜するI-GLOCAL様の印象的なエピソードでした。

2025/11/30

セキュリティ

ネットワーク

オフィス内装

リノベーション

お客様と二人三脚でレイアウトをブラッシュアップ NOMURA TRADING VIETNAM様

お客様と二人三脚でレイアウトをブラッシュアップ。無駄を削ぎ落として使いやすいオフィスに。 HALO Signatureビルディングの上階で眺望のよい約 222m2でまず考えたことは、 「お客様の事業発展に貢献するソリューション」としてのオフィスご移転計画の策定でした。 使いやすさを追求する弊社のスタンスに基づき、この回遊導線案は約30回ほどのブラッシュアップで 詳細を煮詰めることができました。 このプロセスに時間を割くことがお客様に寄り添うわたしたちのオフィスづくりです。 カンパニーカラーが演出する、空間の「奥行き」と「ゆとり」 設計のハイライトは回廊の中心にある会議室の壁に NOMURA TRADING様のカンパニーカラーのワインレッドを大胆にあしらったことです。 視覚的に引き締まって見えることでオフィスに奥行き感をもたらすことができました。 また、ゲスト導線上の空間の印象を決定づける照明もモノが美しく優しい見えるよう器具を選定し、 レイアウトを一層快適に感じていただける演出を考えました。 現場の床に描いた原寸レイアウトで最後のブラッシュアップ プロジェクトの成功は図面だけでは測れません。 実際に現場でお客様と床に線で描いた原寸大のレイアウトを見てみると、 図面だけではNOMURA TRADING VIETNAMの工藤社長にも 現地にて原寸レイアウト線をご確認いただき、 メインの通路幅を20cm広げるなど最後の微調整も行わせていただきました。 この調整によって実際に現地で感じた通路幅の心理的圧迫感を緩和することができ、 オフィスにゆったり感をもたらすことができました。 日本的ビジネスマインドが支える品質と現場力 CRAFTECの現場監督は、日本のビジネスマインド教育を施されており、 施工者としてのホスピタリティとスケジュール管理意識によって オフィス移転トラブルを少なくしています。 お客様とは家具詳細図の確認に至るまで密接なコミュニケーションを続けさせていただき、 働きやすいユニークなオフィスが予定通りできあがりました。 お引き渡し後のアフターサポートも続けております。 CRAFTECはお客様の未来を見据えた提案力でベトナムでのオフィスづくりを成功に導きます。  

2025/11/30

セキュリティ

ネットワーク

オフィス内装

移転

レンタルオフィスからの移転オフィス SETA VIETNAM様

レンタルオフィスから3区のThe NEXX Buildingへの移転計画でした。 ダークグレーの壁と木目調のPVCフローリングがオフィスに大人っぽい印象を得えています。小壁に当てがったベトナムの伝統的なブリーズブリック(花ブロック)はあえて無塗装の素地のままでインテリアのアクセントとしました。 SETA様は主にベトナムの日系企業へのITソリューションを提供しておりますので、ネットワークとセキュリティはSETA様が自ら構築しました。 オフィスは、GDルーム、GMルーム、執務エリア、会議室、パントリー、ITルーム(倉庫、サーバー室も兼ねる)で構成されており、約100m²の中に多彩な用途が詰まっています。 GDは普段シンガポールの拠点オフィスにおり、スケジュールも大変タイトな中での設計施工でした。ZALOを使った素早いChatコミュニケーションを多用し、行き違いを回避することを心掛けました。

2025/11/30

オフィス内装

移転

ホテルラウンジの落ち着きをリフレッシュエリアへ実験導入 RAKUS様

RAKUS様のGDの寺田様は、海外キャリアの中でオフィスのリノベーションや移転を4回以上経験されており、社員様への落とし込みから細部の確認に至るまで、今回の増床移転について、非常に明確なビジョンを持たれておりました。 私たちは、ひょうたん型の区画の両端を執務エリアとリフレッシュエリアに分け、中間に会議室、4名ブース2室、GA室が位置するレイアウトを提案させていただき、対話を通じてレイアウトのブラッシュアップを重ねさせていただきました。 デザイン面ではこれまで同様、従来のRAKUS様のオフィスのポップさはキープします。 一方、今回移転の新たな試みとして、ホテルのラウンジのような大人びた空間をリフレッシュエリアに試験導入し、社員様とインテリアの化学反応を試していきたいというリクエストをいただき、この演出が、今回のご移転計画の重要ポイントの1つでした。 また、リフレッシュエリアでは、多角形の組み合わせテーブルを導入し、社内イベントやセミナーにごとにレイアウトを変更できる造作テーブルとしました。 ネットワークはNETMARKS様とRAKUS JAPANからのITエンジニア様と協業させていただきました。

2025/11/30

セキュリティ

オフィス内装

移転

会議室のデザインと機能を5日間で一新  Cast Global Law様

経年で傷みも増してきた古い会議室をリノベーションをさせていただきました。 弁護士事務所は会議室のインプレッションが非常に大切です。 お客様目線を大切にしているCAST様の法務ポリシーに沿うデザインとして、清潔感を大切にし、決して権威的に感じないレベルのフォーマル感を保つことをデザインコンセプトとし、お客様の信頼を醸成しやすいインテリアを考えました。 以前の会議室は、天井照明、ブラインド、家具、壁紙、テーブルなどが、何度かの改修を経て個々にアップデートされていたため、デザインの統一性に欠けていました。 今回のリノベーションでは、デザインに統一感をもたせるため、空間の基軸中心を定め、床壁天井のデザインすべてに整合性を持たせました。 また、デザインだけではなく、今以上に使いやすい会議室にするため、壁面の家具の構成から会議テーブルのアウトレットの詳細まで、代表弁護士の工藤先生と細かくご意見交換を重ねさせていただきました。 施工期間中はお客様がリモート業務に切り替えていただけたことで、5日間の短工期で工事を完了することができました。小さな区画のリノベーションでしたが、非常に密度の高い施工でした。

2025/11/30

ネットワーク

オフィス内装

リノベーション

シーリングファンで涼しい風がオフィスにそよぐ CRESTEC様

貸し主が圧倒的に強いベトナムでは、ビルオーナーの意向で移転を強いられるケースが珍しくありません。今回のCRESTEC様のご移転もオーナー側の要請でした。幸いにして同ビル内の別階区画をビルが当てがってくれ、ビル側では新区画の床仕上げや既存壁の仕上げ塗装などの工事を行い、当社はビル側の職方と相番しながら同時進行でオフィス内装工事を進めるという珍しい進め方となりました。 ITAXAビルは築年数が古く、政府系出版会社がオーナーの建物で、通常のオフィスビルと異なり、建物内には印刷工場も併存しています。どこか時間がゆったり流れているような昔風情の建物で、オフィスの計画でも当初予定していたパネル天井を施工直前で中止し、天井は構造天井をあらわしにて高い天井をキープしてシーリングファンを設置するなど、建物がもつ趣きが引き立つような工夫をさせていただきました。

2025/11/30

ネットワーク

セキュリティ

オフィス内装

移転

ベトナムのブロカント感をインテリアに VUI VUIトラベルラウンジ&オフィス HIS様

H.I.S様は約4年前からVUI VUI LOUNGEを含むホーチミンオフィスのリノベーション構想を持たれており、2024年のダナン VUI VUIトラベルラウンジを改装したのち、2025年にホーチミンのトラベルラウンジのリノベーションが実現しました。 BAO VIETビルディングはロビーに大きな吹き抜けがあり、吹き抜け正面を見上げるとHIS様の看板とベトナム伝統色の黄色い壁、木網のペンダントライトが目に入ってきます。 VUI VUIトラベルラウンジの入口正面には木製アンティーク窓とプジョーの古い自転車を飾りました。 VUI VUIラウンジを訪れるお客様は、ブティック・ハンガーに吊るされている色とりどりのアオザイを試着し、借りることができます。 また、ラウンジのソファでくつろぎながらこれからはじまるベトナム旅のワクワク感を満喫していただきたい。 そんな思いをもった「おもてなしの空間」を心がけました。

2025/11/30

ネットワーク

セキュリティ

オフィス内装

店舗内装

リノベーション

B to Bショールーム併設オフィス ASICS VIETNAM様

ホーチミン1区のAグレードビル、DEUTSCHES HAUS内にできたASICS VIETNAM様の新オフィスには、ASICSチームとONITSUKA TIGERチームの2つの執務スペースがあり、B to B向けのショールーム、2つの会議室、2台のオンラインブースと広い倉庫で構成されております。 アジアでは、ASICS様の店舗やオフィスはITOKI(イトーキ)が多く手掛けております。CRAFTECはITOKIのベトナムの内装指定店であるため、ベトナム・ホーチミンの今回のオフィス移転のご計画も、ITOKIタイ&ITOKIインドネシア・チームと連携をさせていただきました。 プレゼンテーションは、ASICS様の在シンガポール東南アジア地域統括拠点向けに行わせていただき、ベトナムのオフィスづくりでは珍しく4カ国連携でのプロジェクトマネジメンをさせていただきました。

2025/11/30

ネットワーク

セキュリティ

オフィス内装

店舗内装

移転

ラボキッチンのある戸建てオフィス NIPPN VIETNAM様

ホーチミン1区のNEXUSビル内にあるCOCOROサービスオフィスでスタートアップされたNIPPN様がご移転されることとなり、新オフィス構築のご用命をいただきました。 新オフィスはビンタン区ファンビッチャン近く、新築の2階建て建物でした。ベトナムでは、新築建物の方が雨漏れトラブルが多く、特に注意が必要となります。オフィス内装工事中に実際に一部の窓と屋根面からの漏水事故があり、建物オーナー手配の防水修繕が十分でなかったため、漏水修繕も弊社で担当させていただきました。 新オフィスは1Fがラボキッチン、2Fがオフィスと会議室の構成となっております。 ベトナムの戸建て建物は日本とはつくりが異なるため、配慮すべき注意点がいくつかあり、そうしたリスクを事前にご説明申し上げ、コミュニケーションを密にとらせていただくことで、漏水トラブルに対処させていただきました。 また、戸建て建物の屋根は鋼製波板で天井の遮音対策が十分でなかったため、天井裏に遮音材を充填し対策を施しました。

2025/11/30

オフィス内装

移転

エンゲージメントと労動生産性向上のためにオフィスを刷新  LOTTE VIETNAM様

LOTTE VIETNAM様は事業拡大に伴い社員数が年々増えていることで、 旧オフィスのキャパシティでは部門別レイアウトが実現できない状況となっていました。 照度も300ルクス未満の暗いオフィスで、収まりきらない大量の書類が床に平積みされていました。これ以上旧オフィスを使い続けることで労働生産性UPが見込めないことから、今回の同ビル内での増床移転となりました。 新オフィスは、機能面の様々なアップデートを入念に計画し、部門ごとのデスクレイアウトの最適化、オープンミーティングスペースの確保、用途に合わせた複数の会議室の確保、オンラインブースやリフレッシュエリアの充実、室内照度の改善等、それぞれの課題の最適化を定め、一つ一つの課題をクリアしていきました。 ファサード面やレセプションエリア、スローガンを掲げた大きなビジョンボードはHakuhodo & Saigon Advertising様が企画デザインを手掛け、CRAFTECが施工をさせていただきました。 お引き渡し後もレイアウトの微調整を続け、最後まで新オフィスの最適化へ尽力させていただきました。

2025/11/30

ネットワーク

セキュリティ

オフィス内装

移転

ショールームとスタジオのある6層オフィス TAKARA BELMONT様

ベトナムの賃貸物件は日本とは大きく異なります。 貸し主であるオーナー側の立場が非常に強く、時にテナントは1ヶ月後の急な退去を迫られるようなイレギュラーなケースもあります。今回のTAKARA BELMONT様のご移転計画もそうしたイレギュラーなオーナー通達によるものでした。ご移転先は6層フロアの新築の戸建て建物、階層構成は GF: SHOWROOM 1F : SALES OFFICE 2F : OPERATION OFFICE + MEETING ROOM 3F : VIP ROOM + STORAGE 4F : CONFERENCE ROOM 5F : STUDIO(LAB) 6F : ROOFTOP となっており、急なご移転計画につき、お引越し期限内の工事完了が不可能であったため、各フロアのご利用時期の優先順位を明確に定めていくつかのフェーズに分けた施工の計画を提案させていただきました。 まず、急なお引越しのため、4Fの会議室フロアに仮設オフィスを設け、最優先の2Fオフィスと5Fスタジオの工事を先行しました。次に1F、3F、4Fの施工に取り掛かり、細かなお打ち合わせを要するGFのショールームを最後に仕上げました。 初期のデッサンはTAKARA BELMONT東京本社の工事事業監理部様でご担当され、弊社のデザインパースや詳細図のブラッシュアップ、そして施工の全般にわたるまで丁寧なご指導をいただきました。

2025/11/30

オフィス内装

店舗内装

移転

事業拡大のため スタッフ定着への配慮を重視したオフィス  FUJIFILM BUSINESS INNOVATION VIETNAM 様

FUJIFILM様のベトナムにおける新たな開発部門のためのオフィスのご計画。物件は1区中心地からサイゴン河を渡った新興エリアのThe HALLMARK 20階。730m2の大きなL字区画でした。 新オフィスの提案コンペ要項では、細部に至る機能やチーム編成のご要望があり、7社コンペを経て、今回ご用命をいただきました。 計画は将来MAX人員を見越したレイアウトの検討からはじまりました。この段階でオフィスエリアの執務デスクのレイアウトの最大効率化を試みました。 300~400m²以上の事業所の場合には、執務エリアのレイアウトのブラッシュアップで余剰面積をどれだけ確保できるかが非常に大切です。 合わせて、メインの通路導線も極力シンプルにし、リフレッシュエリアの面積へできる限り転用できるようにしていきます。 新事業では、新規採用スタッフとのチームワークが重要であるため、オフィス内で社員同志のコミュニケーションが増幅できる仕掛けとして、リフレッシュエリアが特に重要な役割を果たしてきます。ここは日本よりもベトナムで特に顕著な傾向があり、リフレッシュエリアはチームワーク醸成の場となるよう検討をしていきました。 新オフィスの詳細に関する認識違いを回避するため、レイアウトの墨出し時、壁が出来上がった時、お客様を度々現場へお招きし、オフィスを一緒に作り上げていく過程も大切にしました。 今回計画では、内装、ネットワーク、チェアはお客様が分離発注されたため、施工中のPM業務もCRAFTECが兼任させていただき、施工レポートを毎日チームで共有させていただきました。 デザイン面ではFUJIFILM社のカンパニーカラーに複数のキーカラーがあることから、各部屋ごとにアクセント色を加えさせていただきました。 ご担当者様には社内調整面で最初から最後までご尽力いただけたことで、730m²の大きな区画を1.5ヶ月の短い工期でトラブルなく竣工することができました。

2025/11/30

オフィス内装

移転

ラウンジエリアで様々な働き方が可能に サービスオフィス SOTOCHIKA2 レタントン

ホーチミン1区の日系サービスオフィス、ソトチカ2号店が出来上がりました。 今回のコンペはMONCAPEさんと合同チームで設計施工のご用命をいただきました。ランカスターのM階、床面積は約350m2。ソトチカ2はホテルのラウンジのようなくつろぎ感を保ちつつ重厚な印象は抑えて、ナチュラルで優しい空間を目指しました。ホーチミン3区のSTAR BUILDING 7Fのソチチカ1号店が穴場のカフェ的心地よさが特徴のサービスオフィスであるため、ソトチカ2号店は、レタントン界隈のビジネスマンの潜在ニーズを意識し、大人の落ちつき感を重視しました。また、ソトチカ様の運営は女性が多く活躍されていることから、スタッフの対応の柔らかさとインテリアをマッチさせたいご要望にも配慮させていただきました。間取りの特徴は、このフロアの中央にエレベーターホールがあるため、長い回遊導線が発生します。細長い通路エリアに数タイプの個室を合理的に配置していく調整が肝で、ここで個室配置の最大効率が達成できれば、コワーキングスペースにゆとりを持たせることができます。こうして広く確保できたコワーキングスペースにパーティションで緩く目隠しした様々なワークブースを配置、視線を気にせず仕事に集中できる提案をさせていただきました。レンタルルームは2名〜6名用が全11室、コワーキングルーム、コワーキングスペースの各種多様なブース、会議室2室、Online個室ブース2つなど、多様な働き方ができるスペースが特徴となっています。ソトチカ2は、レタントンの会食までの空き時間にふらり立ち寄ってのパソコン仕事、街場のカフェにはないセキュリティ上の安心があります。レンタルルームやコワーキングの利用者は1号店と2号店の両方をご利用でき、月契約をしていないお客様でも半日や1日のご利用もできます。

2025/11/29

サービスオフィス

オフィス内装

店舗内装

ゲストが会議室からエンジニアの開発風景を一望できるオフィス CUBE SYSTEM VIETNAM様

Tパーク内の旧オフィスは525m2。ビルは築20年で共用設備も古く、今後の計画増員によってオフィスの面積も手狭となるため、同パーク内に新しくできたビルの700m2区画へ拡大移転するプロジェクトのご用命をいただきました。新オフィスに対するお客様のご要望は、<打ち合わせ場所の充実>と<社員同士の交流が活性化する働きやすい労働環境の確保>でした。そのためにまずワークエリアのレイアウトをミリ単位で調整し、実現できる最小のエリア面積を導き出し、相対的に多目的エリアを広くする方針を立てました。また、整然としたワークエリアのデスクレイアウトに対し、多目的エリアはアシンメトリーな構成とし、オフィスがもつ機能を<型(カタ)>で限定し過ぎないよう配慮しました。新オフィスの見せ場の1つは、エントランス横の大会議室となります。CUBE SYSTEM様が来客者に目にして欲しいものは、<会議用のモニター画面>ではなく、この<快適な開発環境そのもの>と仮定して、大会議室の片側壁はすべてガラス張りにし、この部屋からの眺めに奥行き感がでるよう、会議室は斜めに配置しました。来客者はランダム感のあるリフレッシュエリアとITエンジニアの開発現場を一目で見渡せるつくりとしました。

2025/11/27

オフィス内装

移転

お問合せ